カメラのお話


■ カメラの原理と構造
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カメラの原理は、実はとっても簡単。
女の子の姿は、カメラのレンズ部分を通して、カメラ内部に入っていきます。
ここで、フイルムカメラならフイルムに、デジカメならCCDとかCMOSセンサーと呼ばれる
光を感じるセンサーにその光があたり、光を感じ取ります。

簡単な原理はこれだけです。
後は、レンズが何枚もあって、レンズ同士の組み合わせや兼ね合いで、
望遠や広角になったりしますし、
一眼レフカメラなら、レンズから入ってきた光を
ファインダーで確認するための仕組みが加わってきます。
他にも、ピントを合わせる仕組みなど、いろんな便利な機能がついていますが、
景色や人物を取り込む原理は、たったそれだけなんです。

原理的には光を取り込む装置にすぎないカメラですが、
「絞り」と「シャッタースピード」によって、光を取り込む量を調整しています。
(図で「絞り」「シャッター幕」と書いてあるのがそれです。)
絞りというのは、光を取り込むための穴の大きさの事です。
シャッタースピードというのは、光を取り込む時間の事で、
シャッター幕によって、その後ろの光を感じる部分に光が当たる時間を調整します。

本格的なカメラ(一眼レフなど)の場合、
この穴の大きさや、光を取り込む時間は、手動で調整できます。



■ 撮影モードあれこれ
▽AUTOPICT(オートピクチャー)モード
標準、人物、風景、マクロ、動体モードから最適な撮影モードを自動で選択します。

▽標準モード
一般的な撮影に適しています。

▽人物モード
人物撮影に適しています。

▽風景モード
ピントが合って見える範囲を前後に深くし、木々の緑や青空などの輪郭.彩度を強調して鮮やかな色の画像に仕上げます。

▽マクロモード
近くにある花などを鮮やかに撮影できます。

▽動体モード
スポーツなど動きのある被写体に適しています。

▽夜景人物モード
夕暮れや夜景などを背景とした人物撮影に適しています。



■ 「望遠と広角」といわれても…
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「望遠」はその名の通り遠くのものを近くに望むということ。
「広角」は望遠の逆で、近くをより幅広くという捉え方でいいのではないかと思います。

上側が望遠、下側が広角で撮影された写真です。
同じ場所から同じカメラを使い撮影しましたので違いは歴然です。



■ 内蔵フラッシュについて
こんな経験ないですか?
大切な友人の結婚披露宴、二人の決定的瞬間をカメラに収めたつもりが…
肝心の新郎、新婦二人の顔が真っ黒なんて事。
これ実はフラッシュの光が二人のもとまで届いてないんです…



■ マクロモード
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これがマクロモードです。
このモードでは通常撮影だとどうしてもピントが合わないものの撮影やマーク通りお花などにより近づいて大きく撮影することが可能になります。



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